今日の花と花言葉ヘリオトロープ

 

ヘリオトロープ

花言葉

「献身的な愛」 「 夢中」 「熱望」

 

花名・花言葉の由来

花名の由来

属名の学名「Heliotropium(ヘリオトロビウム)」は、ギリシア語の「helios(太陽)」「trope(向く)」が語源で、太陽に向かって花をひらくという意味があります。

英語では「Heliotrope(ヘリオトロープ)」と呼ばれています。また、香りが似ているということで「Cherry pie(チェリーパイ)」とも呼ばれます。

花言葉の由来

花言葉の「献身的な愛」は、太陽神アポロンに恋をした水の精クリティが、ヘリオトロープに姿を変えたというギリシア神話(下記参照)にちなみます。

なお、その内容はキンセンカの言い伝えと同じで、そのままヘリオトロープの伝説にもなっています。

 

ヘリオトロープ誕生花

1月27日5月24日

 

ヘリオトロープギリシア神話

水の精(ニンフ)クリティが太陽神アポロン(太陽神ヘリオスと同一視されます)に恋をしました。

しかし、アポロンとレウトコエ王女が恋仲にあり、それをねたんだクリティが王女の父に密告してしまいます。怒った王は娘のレウトコエを生き埋めにしてしまいました。

自分の行ないを恥じたクリティは、9日間地面に座ったまま空をすぎるアポロンをみつめていると、やがてヘリオトロープに姿を変えてしまったといいます。

 

ヘリオトロープと香水

「香水草」や「匂ひ紫」の別名もあるヘリオトロープ

バニラのような甘い香りがするため、古くから石けんの香料や香水の原料として用いられてきました。

フランスで1892年に発売されたロジェ・ガレの「Heliotrope Blanc」は、日本に輸入されて初めて市販された香水といわれています。

夏目漱石の小説『三四郎』でもヘリオトロープの香水が登場します。

強い芳香を放つヘリオトロープの花は、ドライフラワーやポプリにも利用されています。

 

西洋の花言葉(英語)

≪Language of flowers≫ 西洋の花言葉一覧

Heliotrope(ヘリオトロープ全般)

「devotion(献身的な愛)」

 

ヘリオトロープの季節・開花時期

旬の季節: 初夏
開花時期: 5月~7月
出回り時期: 5月~7月
花持ち期間: 3~5日程度

 

名称・原産地

科・属名: ムラサキ科キダチルリソウ属
学名: Heliotropium arborescens
和名: 木立瑠璃草(キダチルリソウ)
別名: ヘリオトロープ、香水草(コウスイソウ)、匂ひ紫(ニオイムラサキ)
英名: Heliotrope, Cherry pie
原産地: ペルー

 

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おつかれさまです。

今日もよろしくお願いします

 

 

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